rara-h’s blog

35歳独身女の転職に奮闘する様子や、日常の気づきを話す場所です。

遠恋で不眠症になったりした25歳の自分に言いたいこと

女性の25歳はいろいろ

人生の転機はいくつかあったと思うけど、25歳の恋愛は濃い思い出。

10年経った今、当時の自分へ伝えたいことがあるので書いていきます。

 

25歳のとき、

派遣社員で入った会社で出会った1歳上の営業社員と付き合い、

それはそれはウハウハで楽しい日々でした。

 

25歳、それは競争意欲バツグンの年齢だった

その頃、まだ学生時代の友達ともちらほらつながっていて

土日はランチに行ったり飲みに行ったり、という機会もありました。

そんな女子たちの頭の中を占めるのは

この中で誰が最初に結婚できるか?????一択!!!

 

他にもいろいろな話をするんですが、

結局「おのれは今、ゴール(=結婚)がどの程度可能な範囲にあるのか??順に報告」の会

というかんじのノリで会っていましたね。

 

今考えると、かなり不健康ですね。

当時、約束の直前にドタキャンしちゃうこととかたまにあったんですけど、

「ほんとはそんなに楽しくなかった」んだろうと思います。

(でもドタキャンはだめですね、しかも当日とかだめ絶対。)

 

夢見る彼氏

当時の彼氏とわたしは、趣味趣向も似ているし

お互い純粋に好きという気持ちがもちろんありました。

 

でも彼には「3年でこの会社は退職し、貯めたお金でイギリスへ留学する」

という目標があり、それを実行しました。

 

付き合って半年ほどのほやほや期だったので、寂しさMAXでしたが

「おはようなどのラインをして、定期的にSkypeで話して、たまには会いに行く」

ことで、2年ほどの留学期間を乗り切れると思っていました。

 

結果、25歳という若さでは乗り来ませんでした。

1年弱でお別れするという形になったんです。

 

恋愛で不眠症とか

イギリスで新すぎる環境に身を置く彼に比べて、

以前と何も変わらないわたしの生活。

 

仕事中でもラインがくれば返信し、時差を埋めるために早起きしてSkype

ラインが既読になるのか常にチェック。

楽しいよりも頑張ってる感覚が増える。

 

関係的にもだんだんと「イギリスでは普通にこうなのに、日本ってこんな○○」

という彼のイギリス寄りに変わる思考によって、会話も楽しくなくなりました。

 

当然ラインの数も減ってくるのですが、

当時のわたしにとって「既読がついたのに返信がない」「ずっと未読のまま」

というラインの中が病気の元になりました。

 

夜もだんだんと眠れなくなり、涙が出てきたり、

不眠のまま朝は起きて出社するので1日眠いのに

次の夜も眠ろうとするとまた眠れない。

という繰り返しでした。

 

不眠症という自覚はなかった

恋愛状況も辛かったのですが、何よりも不眠症状態が辛かった。

当時わたしは実家暮らしで、家族の前では元気に振る舞っていました。

でも1人の部屋に行くと途端にだめになったりして、

「普通にしていれば元気なのだから、わたしは問題ない」と

自分ではその状態を、不眠症や鬱だとは考えなかった。

 

でもどうしようもできなくて、辛かったんですよね。

他人にも正直に話せなくて、抱え込んでいたためアドバイスなどももらえなかった。

 

そして今10年経って、過去の自分へ言いたい

当時のお付き合いの後半はひたすら暗い思い出になるので、すっ飛ばしておきます(笑)

 

25歳の自分へ・・・

当時「同じ境遇になった人がいたらたくさん相談したいのに・・」

と思っていたので、10年の時差で応えたいと思います。

 

この時の恋愛をしなきゃよかったと思ったかもしれないけど、

今はしてよかったと思ってるよ。

理由は、辛い経験になったのに、今もこの彼に対しては純粋に大好きだったな

と思い出す方が多いから。

 

人生のうちほんとに心底惚れることができる人なんて、ほんの一握り。

むしろ、いないまま終わることだってあり得る。

だからこれはとても大事なことだった。

 

正直、その後にも付き合った人は複数いるけど、

ほとんどがどうでもいいと思う人ばかりだよ。

(それはそれでオイ。)

 

あと・・・

「2年の遠恋くらい乗り切れないと、結婚はもっと大変だぞ」

と考えていた自分、、それはちょっとシビアすぎたかもしれないよ。

恋愛は離れるだけやっぱり困難なんだよ。

「2年とか長すぎて頑張れないから、一旦別れましょう」

くらいの話ができてから見送ればよかったかもしれないね。

 

それから・・・

もし遠恋を乗り切っていて彼が戻ってきても、たぶん別れたでしょうね。

何事もあまり迷わないB型ばりばりの彼に、

尊敬の念を持っていて合わせたりサポートする楽しさがあった。

 

でも当時、わたしがフルオープンじゃなかった。

きっと25歳以降に付き合い続けていたら、それに気づいて破綻してたでしょう。

 

だからあなたたちの行く末は、結局お別れだったんです。

当時「もっと頑張らないと別れることになっちゃう」

と焦ってたけど、そんなに頑張らなくてもよかった、結果はたぶん一緒だったんだよ。

楽しめるところだけ、かいつまんで楽しめたらよかった。

 

あと不眠症にまでなってたこと・・・

当時は後半、「缶ビール1本飲めば寝やすい」

と気づいてビール習慣ができてしまってたけど、それは良くなかった。

「お酒で寝れる」は体に毒だからすべきじゃない。

 

最近も寝つきが悪いときに

わたしはメンタルクリニックで処方してもらえる「デエビゴ」という

睡眠導入剤睡眠薬より優しい)を使ってるけど、

そういうものを当時使うべきだったね。

当時知識があればよかった。

 

恋愛なんて、その時その環境の偶然のものだから、

出会いがあって経験できて、人生の中の大事な時期ができてよかったね。

よく乗り越えました。

 

25歳の自分に伝えたいのは、こんなところ。

 

辛かったことは脳が消去

この時のお付き合いで、楽しかった部分はある程度思い出すことができるんです。

でも、後半の辛い部分はかなり記憶が曖昧。

人間の脳は、辛い記憶を消去していくんですね。

 

わたしが過去の自分に褒めたいのは、自傷行為がなかったこと。

不眠で悩んでいたときは、たまに仕事を休んだり午前休をとったり。

同じ状態を続けるのがつらくて、別れは自分で言い出したり。

別れを決めてからは、まわりにも「辛いから聞いてほしい」と頼めたり。

 

自分を立て直す努力は偉かったなと思いますね。

 

また、過去の恋愛は美化されるとか言いますがそうでもないかもしれない。

20代ではそうだったかもしれないけど、

今は考えが甘かったなとか、執着だったな、反省だ

などと現実的なことばかり考えてしまいます。

 

人は歳とともに変わりますね。

都度楽しみたいもんです。ではまた